課題意識

私たちは、放課後の過ごし方で、

こどもたちの学力や将来に格差がうまれていると考えています。

学校よりも

長い時間を過ごす学童

 

 

共働き世帯の増加により、

放課後の居場所の必要性が高まる

 

待機児童

17,000人以上

2018年5月時点厚生労働省

「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」より

厚生労働省 「平成29年版 労働経済の分析」より

世帯年収がこどもの放課後の過ごし方の差に

 

 

■補助学習費…予習・復習・補習などの学校教育に関係する学習をするた めに支出した経費 (各家庭での学習机や参考書等の購入費,家庭教師,通信添削等の通信 教育,学習塾へ通うために支出した経費等)

■その他の学校外活動費…知識や技能を身に付け,豊かな感性を培い,心とからだの 健全な発達を目的としたけいこごとや学習活動,スポーツ, 文化活動などに要した経費 (「体験活動 ・地域活動」,「芸術文化活動」,「スポーツ・レクリエーション活 動」,「教養・その他」の4つに区分)

平成28年度文部科学省「子供の学習費調査」より

貧困層の拡大

 

こどもの貧困率13.9%

 

 

ひとり親世帯の貧困率   50%以上

厚生労働省 「平成28年 国民生活基礎調査の概況」より

現場を去る学童保育指導員

 

本来、大切な放課後の時間を

こどもとともに過ごす学童指導員には高い素養と資質が求められるべき。

 

全国に約9万3000人いる指導員の

うち、約8割が非正規雇用

 

週5日以上働いている指導員でも

7割近くが年数150万円以下、

年収300万円を超えるのはわずか5.8%

 

熱意があっても現場を去ることに。

※全国学童保育連絡協議会「5年ぶりの学童保育の詳細な全国調査報告」より

​ミッション

生まれ育った家庭や環境で

その後の人生が

左右されない社会の実現

 こどもたちが真剣に自分の将来について考えたとき、生まれ育った環境によってすでにその可能性が失われていてはならない。私たちはそう考えます。

 こどもの可能性を育むのは、家族や学校、地域などこどもを取り巻く環境です。悩みや課題と向き合ってもらうこと、さまざまな場所に出かけること、豊富な体験をすること。また、努力する事の大切さ、学ぶことの面白さ、人としての思いやりを教わること。こどもの頃の経験は、大人になる過程で心身の成長にさまざまな影響を及ぼし、またこども自身の可能性を広げることにもつながります。

 しかしそれらの貴重な経験は、家庭・経済状況・地域などが要因となりすべてのこどもが手にできるものではありません。こどもを取り巻く環境がそれを許さないならば、だれかがこどもの可能性を育て、守っていくことが必要です。

 こどもたちが成長するいつかその日まで、その可能性を守り通す。それが私たちの望む全てです。

大切な放課後をこどもと過ごす

学童保育指導員をプロフェッショナルに

 学校よりも長い時間を過ごす学童保育。そこで働く職員は学童保育に通うこどもたちにとって最も長い時間をともに生活する大人です。

 成長の黄金期にあるこどもたちとともに生活しながら成長を支援し、時には保護者、地域、学校と連携しながらこどもたちの生活を支えていく。そこには高いレベルの熱意、能力、知識が必要です。例えばヨーロッパでは教員と同様の資格要件、待遇が保証されている国もあります。

​ しかし、残念ながら日本では全国に9万3千人いる学童保育職員のうち8割が非正規雇用であり、週5日以上働いている職員でも6割が年収150万円以下という状況です。

 その結果、3年間で4万6千人あまりが退職していっています。放課後におけるこどもたちとの関わりにやりがいを感じ、一生懸命働いている職員の多くが燃え尽きてしまったり、結婚などを期に退職してしまうのは非常にやるせない思いです。

​ わたしたちは、学童保育で働く職員をただこどもを監視しているアルバイトではなく、社会に生きる一人の人間としての高い資質や保育に関する専門性を備えた熱意あるプロフェッショナルに育てていくとともに、それにみあった報酬で安心して働き続けることのできる職場を実現します。