CFAKidsの取り組み

 

居場所としてのCFAKids

​「1:30」ではなく「1:1×30」

CFAKidsでは、先生が校舎のこどもたち30人をひとつの集団・まとまりとして関わるのではなく、こどもたちひとりひとりと一人の人間として関わることを大切にしています。

言うは易し行うは難しですが、こどもたちの関わりの根幹となる大切な考え方です。

 

顔を合わせて「おかえり」

こどもたちが帰ってきたら「ただいま」「おかえり」のあいさつから、CFAKidsの生活はスタートします。

ひとりひとりと顔を見て挨拶することで「今日はちょっと元気ないな。学校でなにかあったのかな?」「楽しそうに帰ってきたな。昨日ケンカした友達と仲直りできたのかな」とさまざまなことを見て取ることができます。

 

​車での送迎はしない

 

一見とても便利に思える送迎サービスですが、CFAKidsでは以下の理由から車での送迎を行っていません。

・プロのドライバー以外による毎日の送迎はリスクが高いと考えているから

・こどもたちの大切な放課後の時間を移動に費やしてほしくないから

・募集地域が絞られることで入室時間がそろい、こどもの生活を安定させられるから

・保育料金を低額に抑えるため

CFAKidsでの生活

 

手作りのおやつ・食事で、健康的な生活の土台をつくる

 

CFAKidsで毎日提供しているおやつや食事は基本的に手作り。

食材は国産に限ったり、旬の食材やこどもたちにはあまりなじみがないものをあえて取り入れたり、こどもたちが食べることを楽しめるように、メニューや調理法にこだわって作っています。

「チャレンジおやつ」「チャレンジお昼ごはん」という、こどもたち自身が調理を行うイベントは大人気。みんなで楽しく食べることで、野菜が一切食べられなかった子が食べられるようになったり、食べたことのない料理に挑戦できる子もいます。

CFAKidsでのおやつや食事を通じて、食べることへの興味関心が広がり、心身ともに健康な生活への土台をつくってほしいと願っています。

 

​外遊びの時間を大切に

 

千葉大学の調査によれば都市部の小学生の8割が平日の放課後にまったく外で遊んでいません(※)成長期のど真ん中にいるこどもたちにとって、外で体を動かして遊ぶことはとても大切なことだと考えています。CFAKidsでは、天気のいい日はなるべく公園などで遊んでいます。そのために、お迎えの時間の調整など、保護者のかたにご協力をいただく場合があります。

※木下研究室の2019年の調査による

 

CFAKidsに通うこどもたちは共に生活をする仲間であって、お客さんではありません。こどもたちは毎日そうじをする場所を分担し、自分たちが使った場所を自分たちできれいにしています。

​サービス化する放課後の中で常に"整えられた場所"で過ごすことの多い現代の小学生にとって自分たちの居場所を自分たちで整えることは、遊び方や友達との関係性にも影響を及ぼすとても大切な取り組みです。

自分たちが生活する場は、自分たちがそうじをする

 

 

自分の生活を振り返る、じぶんノート

 

ひとり一冊ある「じぶんノート」には、その日学校やCFAKidsでやったこと、自分が思ったことや感じたことを記入します。楽しかったことを書く子、つまらなかったことを書く子、ケンカしたときのイライラや、仲直りしたときの嬉しい気持ち。お父さんへのメッセージを書いたり、毎日必ず犬の絵を書いたり。。。じぶんノートにはこどもたちの「まいにち」が溢れています。

CFAKidsでの学び

 

学びの意欲を育む、集中の時間

 

​学校のある日は30分、長期休みなど学校のない日は1時間、毎日「集中の時間」という学習の時間を設けています。こどもたちは学校の宿題や家庭ごとの教材などに取り組みます。

CFAKidsを卒業したあともこどもたちが自分で学んでいけるよう、毎日の積み重ねの中で、学ぶ意欲や学ぶ姿勢を身につけてほしいと願っています。

 

自分の身を守る方法を学ぶ、サバイバル

サバイバルプログラムとは、毎月1回、生活していく中で自分の身を守るために大切なことを学ぶプログラムです。こどもたちの状況に合わせて、4月は登下校中の安全、夏は熱中症や水難事故予防、そのほかにもいじめや震災などをテーマに扱います。先生が一方的にレクチャーするのではなく、こどもたちが自分でどうしたらいいかを考え、日々の行動につなげることを大切にしています。

 

自分たちで課題を解決する力を身につける、ピースフルスクールプログラム

 

ピースフルスクールプログラムとは、こどもたち自身がコンフリクト(対立)の解消の仕方を学び、民主的な組織を作っていくためのプログラムです。もともとは学級崩壊やいじめの問題に直面していたオランダで開発されたプログラムで、オランダでは約600の学校に採用されています。日本の学童保育ではCFAKidsがはじめて採用しました。

自分の今の気持ちを言葉にすること、気持ちや感情を口に出して相手へ伝える練習、怒りの感情をコントロールする方法など、毎月ステップアップしながら、自分たちで安心安全な環境をつくれるようになることをめざします。

 

 

探求する力を身につける、テーマワーク

 

ひとつのテーマについて1年間かけて探求していくことで、こどもたちの好奇心を広げたり、思考力を育んだりすることを狙っています。見たり聞いたり考えたり調べたりと、さまざまな方法でたくさんの発見を積み重ねていきます。

​これまでに実施したテーマ:ミクロの世界、宇宙、平和、音楽、水、言葉など

 
​CFAKidsの年間行事
こどもたちが自分たちでつくり上げる、サマーキャンプ

8月に2泊3日、校舎合同で実施するCFAKidsのキャンプ。CFAKidsのキャンプは、大人が事前準備をしてこどもたちはアクティビティーを体験するようなキャンプではなく、こどもたち自身で作り上げる「本格派」のキャンプです。

選挙で選ばれたキャンプ委員を中心に「キャンプで何をするか」「何を食べるか」などこどもたちが決めていきます。

キャンプでは、自分たちで火をおこしてイチからご飯を作ったり、湖で思いきり遊んだり、自然の草花を使って工作をしたり…都会の日常を離れ、自然の中でたくさんの経験をし、ほかの校舎の仲間たちと困難を乗り越えることで、大きく成長していきます。

CFAKidsは自然の中での体験を大切に考えており、サマーキャンプのほかにも春キャンプやGWキャンプ、1ヵ月キャンプなども実施しています。(希望者のみ)

 

仲間と協力して本気で働く、夏祭り

 

CFAKidsの夏祭りは地域の夏祭りとは違い、こどもたちが考え、準備をし、当日運営をし、校舎の仲間と協力して作り上げます。働いて稼いだお金は、こどもたちが自由に使える校舎の予算に計上されます。

夏祭りでの経験を通して、誰かの為に働く喜び、自分自身でお金を稼ぐ喜び、働くことで生まれる感謝の気持ちをこどもたちに感じてほしいと願っています。

 

生きることを学ぶ、田植え・稲刈り

 

CFAKidsでは千葉の館山に田んぼと畑を持っており、現地に農業担当の職員がいます。そこでは、食事やおやつに使用するお米や野菜を育てています。ただ農業をするだけではなく、地域の方々とコミュニケーションをとりながらすすめています。夏休みには現地の小学生と交流したり、ホームステイをする機会もあります。普段、東京で生活しているこどもたちは自分たちが食べているものがどうやってできているかを知り、自分たちと同年代で異なる環境で生きている友人と交わり、生きるとは何かを学びます。

 

全力で楽しむ、遠足・スポーツ大会

 

1年の最後に楽しい思い出ができるよう、全校舎合同で毎年遠足を行っています。あらかわ遊園に行ったり、浅草花やしきに行ったり。ほかの校舎の仲間たちと一緒に楽しみます。

スポーツ大会は全校舎がふたつに分かれて戦います。競技だけではなく、事前の準備や応援も、すべて「全力」でやることを楽しみます。

 
​こどもたちの自治

​自分たちで予算を管理、こども経理部

 

CFAKidsでは、施設の予算はこどもたちによって構成される「こども経理部」が権限を持っています。おとなが施設に必要だと思うものがあったら予算を決めるミーティングでこどもたちに提案しなければなりません。

年に1回、夏祭りは「こども経理部」の予算を増やすチャンスです。

 

​みんなのために動く、委員会活動

 

田植えや稲刈りのときに中心的な役割を果たすキッズアグリーダー、キャンプの盛り上がりを左右するキャンプ委員、スポーツ大会の競技を決めるスポーツ委員など、年間のイベントにはそれぞれ中心となる上級生のこどもたちの委員がいます。ほかの校舎の委員と協力して、みんなのためにどうしたらいいか知恵をしぼり、イベント当日もみんなのために率先して動きます。その姿は下級生の憧れの姿となります。

 

自分で決めて、自分で動くこどもの日

 

​CFAKidsの「こどもの日」は、ふだん学童の先生が決めているCFAKidsでのスケジュールを「こども自身が決める日」です。自分の気持ちを大切にしながらも、やるべきことはやり、友だちも自分も気持ちよく過ごせる過ごし方を自分で考えます。

​保護者との連携

 

 

こどもの成長をともによろこぶ、保護者面談

 

​学校よりも長い時間を過ごす放課後の時間のこどもの様子を、年2回面談を通じてじっくりお伝えします。CFAKidsの面談は、こどもの評価を伝える時間ではありません。放課後のこどもの様子を伝えることで、保護者のかたとともにこどもの成長をよろこび、将来をともに悩み、考える時間にしたいと考えています。

 

保護者とともに夕食を食べる、カレーの会​

 

月に1回、金曜日にこどもたちがカレーを作って、普段働いている保護者のかたを待ってみんなで一緒に食べるカレーの会。保護者のかた同士、先生と、みんなでカレーを食べながら交流します。

 

​専門機関との連携

 

100%こどもの味方になる、​無料弁護士相談窓口

 

CFAKids に通っているこどもやCFAKidsを卒業したこどもやその保護者が、いじめ、暴力、虐待等、こどもが精神的及び肉体的に苦痛を感じている場合に相談できる窓口です。

児童福祉と法律に専門性を有した弁護士がCFAKids、学校、家庭など環境を問わず、こどもが不利益を被っている状況に関してはどんなことでも相談にのります。

専門機関と連携した体制を構築することで、CFAKidsは、”100%こどもの味方”として、何があってもこどもを守ることをめざします。